お盆の「迎え火」「送り火」とは?意味や手順をやさしく解説【足柄上郡】

日増しに強まる夏の太陽と蝉の声が、お盆の季節の訪れを感じさせる7月となりました。足柄上郡の一部地域で始まる7月盆や、来月に控える8月盆に向けて、準備を進めているご家庭も多いことでしょう。お盆の行事の中でも特に印象深い「迎え火」と「送り火」ですが、今回はその深い意味や、ご家庭で簡単に行える基本的な手順をやさしく解説します。

1. 「迎え火」と「送り火」が持つそれぞれの意味

お盆の期間中、あの世から戻ってこられるご先祖様の魂が迷わずに自宅へたどり着けるよう、目印として焚くのが「迎え火(むかえび)」です。一般的にはお盆の入りである13日の夕方に焚きます。

一方で、お盆の期間を一緒に過ごしたご先祖様の魂を、今度は迷わずあの世へとお見送りするために焚くのが「送り火(おくりび)」です。こちらは、お盆の明けにあたる16日の夕方に焚くのが習わしとなっています。

2. 迎え火・送り火の基本的な手順と準備

玄関先や庭先などで行うのが一般的に知られていますが、安全に配慮して以下の手順で行います。

  • 準備するもの: 「素焼きのお皿(焙烙・ほうろく)」と、麻の茎の皮を剥いた「麻幹(おがら)」を用意します。これらは、お盆近くになると弊社「仏壇センター」や地元のスーパーなどでも手に入ります。
  • 手順: 焙烙(ほうろく)の上で麻幹を交差させて重ね、火をつけて燃やします。迎え火の際は「お帰りなさい」、送り火の際は「気をつけてお戻りください」と、手を合わせながらご先祖様へ語りかけ、火が完全に消えるまで見守ります。

近年では住宅事情により外で火を焚くことが難しいご家庭も増えています。その場合は、お盆用の提灯(盆提灯)に明かりを灯すことで迎え火・送り火の代わりとすることもできますので、環境に合わせて無理のない形でお迎えください。

お盆について分からないことや、お盆用品の準備でお困りのことがあれば、地域の風習を熟知した弊社仏壇センターへどうぞお気軽にご相談ください。

足柄上郡に根差す市兵衛葬具店では、ご葬儀に関する情報発信や地域の皆様との交流を目的とした活動を定期的に行っております。 ご葬儀のご質問やお見積りのご依頼など、24時間365日受け付けております。 家族葬・一日葬・火葬式・一般葬、法事法要など、地域の皆様に寄り添う葬儀をお手伝いいたします。どなたでもお気軽にご相談ください。